トラウマケアが必要な時ってどんな時?

トラウマケアは必ずしも必要か

こんにちは。

【トラウマケアが必要な時・セラピーが必要な時ってどんな時?】

についてお話ししたいと思います。

もちろん、クライアント様がセラピーを受けたいと思った時がその時ですが、【トラウマ体験がある=即トラウマケア】ではないと私は思っています。

トラウマ体験があったとしてもクライアント様ご本人が現状の生活に困り感がなければ、あえてそこへ土足で踏み込む必要はないと思っています。

もしも、ご本人にトラウマ体験による症状の自覚がなくとも、ご家族や周囲の友人・知人・支援者の方から見て、ご本人がトラウマ症状により社会的な不利益を被っていると思われる時は、トラウマケアというよりも、トラウマケアをするためのトラウマインフォームドケアを丁寧に実施していくことが大切だと思います。

トラウマインフォームドケアとは、トラウマケアのように特定のトラウマに焦点をあてた直接的なトラウマ治療に対して、トラウマに関する心理教育をおこない、本人や本人を取り巻く周囲の人々がこころの ケガに気づき、適切な対処法を学ぶ ことよって安全感や安心感を高めるアプローチの事を言います。

トラウマインフォームドケアという土台が整って初めて、トラウマケアが効果的に行えると言えます。

トラウマが心身に及ぼす影響は、トラウマ体験からすぐに起こるとは限りません。

人の身体にはホメオスタシスという恒常性を保とうとする調整機能が備わっており、ストレスを感じても自然と元の状態に戻ろうとする働きがあります。そのため、トラウマ体験からひと月くらいは反応が徐々に収まっていくかを周囲の人々が落ち着いて見守ることも必要と言えます。

ひと月経過しても症状に全く改善が見られなかったり、悪化していく場合。感情麻痺や記憶の抜け落ち(物忘れ)などが多くなってきた時は、医療機関へ受診したり、トレーニングを受けた心理師による介入が必要と言えるでしょう。

また、PTSDというものは、数年・数十年という時間を超えて、周囲がトラウマ体験を忘れた頃に、突然、トラウマ症状が出始めるとったことも大いにあり得ます。

⁂このような症状に心当たりはありませんか??

・フラッシュバックが止まらない

・些細なことで激しい怒りが止まらない

・眠れない、食べれない、集中できない

・寝ても悪夢で目が覚める

・極度の不安や強迫的な思考や行動が止まらない

・他人との距離感が難しい

・性被害を何度の経験している

・何をやっても自信がなく自分という存在自体が無価値に感じてしまう

・言いようのない孤独感

上記のような症状が当てはまり、生きづらさを感じていらっしゃるのであれば、初回インテークをお申込みください。⇒(★)

安心安全な場所で、トラウマインフォームドケアからトラウマケアまでをじっくりと取り組み、

あなたを苦しめるその生きづらさの解消を目指しましょう。

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また、次回のブログでお会いしましょう。

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*埼玉県深谷市にあるトラウマケア 虹のひかりでは

対面セラピーだけではなく、全国どちらからでもzoomによる

オンラインセラピーもお受けいただけます。

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