🌿安心を育てる小さなヒント②

「安心しよう」と頑張るほど、安心できなくなるのはなぜ?

こんにちは。
当セラピールームのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

前回から始まった

「安心を育てる小さなヒント」

このシリーズでは、神経系の視点から「安心」を少しずつ育てていくヒントをお届けしています。

今回は、

「安心しようとしているのに、なかなか安心できない。」

そんな理由についてお話ししたいと思います。


「安心してください」と言われても安心できない…

こんな経験はありませんか?

・「大丈夫だよ。」と言われても不安が消えない

・深呼吸をしても身体の力が抜けない

・「考えすぎないで。」と言われても考えてしまう

・リラックスしようとしても、余計に緊張してしまう

そんな時、

「私は安心することもできないんだ。」

と落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。

でも、それはあなたが悪いのではありません。


神経系では何が起きているのでしょう?

私たちの神経系は、

頭で「安全です」と理解したからといって、

すぐに安心できるわけではありません。

例えば、

夜道を歩いていて、

後ろから急に足音が聞こえたら、

身体は一瞬ドキッとしますよね。

そのあと振り返ると、

ただ歩いている人だった。

そう分かっても、

心臓はすぐには落ち着かないことがあります。

これは神経系が悪いのではなく、

身体があなたを守ろうとしてくれている反応です。

つまり、

頭(認知)は「大丈夫」と理解していても、身体や神経系はまだ「危険かもしれない」と感じていることがあるのです。

安心とは、

「大丈夫」と考えることではなく、

神経系が「今は安全なんだ」と身体で感じられた時に、自然と生まれてくるものなのです。


セラピーではどのように関わるの?

もちろん、

認知行動療法のように、

自分の考え方の癖に気づき、少しずつ見直していくことは、とても大切な回復の方法です。

でも、それだけでは身体が安心を覚えることが難しい場合もあります。

だから当セラピールームでは、

考え方だけではなく、

認知(頭)・身体・心

この三つをつなげていくことを大切にしています。

例えば、

呼吸が少し深くなったこと。

椅子に身体が支えられている感覚。

窓から入る風の心地よさ。

そんな小さな身体の感覚を、セラピストと一緒に丁寧に味わっていきます。

すると神経系は、

「今は安全なんだ。」

という新しい経験を少しずつ積み重ね、

安心を身体から思い出していくことができるようになります。


🌿今日の安心を育てる小さなヒント

今日は、

「安心しよう」とする代わりに、「少し心地よいもの」に気づいてみませんか?

例えば、

・コップを持った時の温かさ

・心地よい風

・好きな香り

・クッションの柔らかさ

・お気に入りの音楽

安心を探そうとしなくても大丈夫です。

「これは少し心地いいな。」

そんな小さな感覚に気づくだけでも、

神経系は少しずつ

「今ここには安全もある。」

という経験を積み重ねていきます。


最後に

安心は、

「頑張って手に入れるもの」ではありません。

身体や神経系が、

少しずつ

「もう大丈夫かもしれない。」

と感じられる経験を重ねることで、

自然と育っていくものです。

だから、

安心できない自分を責める必要はありません。

これまで神経系が、

あなたを守るために頑張ってきた証なのです。

このブログではこれからも、

神経系の視点から、

日常の中で安心を育てるヒントを一つずつお届けしていきます。


🌿お知らせ

現在、当セラピールームでは、

『安心を育てる3か月プログラム ~身体から始める生きづらさとの新しい付き合い方~』

の募集を予定しています。

このブログでお伝えしている内容を、

知識として学ぶだけではなく、

実際に身体で感じながら体験できる少人数のグループプログラムです。

「頭では分かっているのに、身体がついてこない。」

そんな感覚をお持ちの方にも、安心してご参加いただける内容になっています。

こちらをご覧ください。

🌿安心を育てる3か月プログラム ~身体から始める、生きづらさとの新しい付き合い方~

こんにちは。虹のひかり セラピールームの浅見結花です。 今日は、皆さまに大切なお知らせがあります。 本日より、「安心を育てる3か月プログラム ~身体から始める、生き…

次回の**「安心を育てる小さなヒント③」**では、

「頭では分かっているのに安心できない…そんな時、神経系では何が起きているのでしょう?」

についてお話ししたいと思います。

どうぞまた読みにいらしてくださいね。