🌿安心を育てる小さなヒント【トラウマと栄養編③】
「朝から疲れている…」「頑張りたいのに動けない…」
~長く続くストレスと、身体の「頑張る仕組み」のお話~
こんにちは。
こころと身体を繋ぐセラピールーム
虹のひかりです。
「しっかり寝たはずなのに、朝から疲れている。」
「午前中はなかなかエンジンがかからない。」
「夕方になると、甘いものが欲しくなる。」
「やらなきゃと思っているのに、身体がついてこない。」
そんなことはありませんか?
「もっと頑張らなきゃ。」
「体力がないのかな。」
と思ってしまうかもしれません。
でも、もしかすると、
身体が長い間、頑張り続けてきたこと
も関係しているかもしれません。
身体には「いざという時に頑張る仕組み」があります
私たちが危険や強いストレスを感じると、
身体はすぐに、
「今を乗り切ろう!」
と動き始めます。
心拍を上げたり、
すぐに使えるエネルギーを準備したり、
身体を活動できる状態にしたりします。
その時に働くものの一つが、
腎臓の上にある小さな臓器、
「副腎(ふくじん)」です。
副腎からは、ストレスに対応するためのホルモンが分泌されます。

これは悪いものではありません。
私たちを守るために必要な、大切な仕組みです。
でも「緊急事態」が長く続いたら?
例えば、
火事が起きた時には、
非常ベルが鳴って、
みんなが急いで動きます。
これは必要なことですよね。
でも、
毎日のように非常ベルが鳴っていたらどうでしょう。

身体も同じです。
人の顔色をいつも気にする。
失敗しないように緊張する。
嫌なことがあっても我慢する。
頭の中で何度も考え続ける。
こうした状態が長く続くと、
身体も長い間、
「まだ頑張らなきゃ。」
という状態になりやすくなります。
「頑張れない」のではなく、頑張り続けてきたのかもしれません
長くストレスが続くと、
睡眠や食欲、血糖、身体のリズムなどにも影響が出ることがあります。
すると、
・朝から疲れている
・眠ってもすっきりしない
・集中できない
・イライラしやすい
・甘いものが欲しくなる
といった変化を感じることがあります。
もちろん、こうした症状にはさまざまな原因があります。
でも、
「頑張れない自分」の問題だけではなく、身体の状態にも目を向けてみる。
そんな視点も大切です。

トラウマケアでは「身体の土台」も大切にします
虹のひかりでは、
心だけを何とかしようとは考えません。
認知(頭)
こころ
身体
そして、
睡眠や食事などの日常生活。
これらは、すべてつながっています。
ですから、
「もっと頑張る」より先に、
身体が安心して休める土台をつくること
も大切にしています。
🌿今日からできる「安心を育てる小さなヒント」
疲れている日は、
いつも通りにできない自分を責める前に、
一度だけ、
「今日は身体のエネルギー、どのくらい残っているかな?」
と聞いてみませんか。
いつも100%で動こうとせず、
今日は70%。
今日は50%。
そんな日があっても大丈夫です。

今の身体に合わせて、
予定を一つ減らす。
少し早く休む。
食事を抜かない。
それも、身体を支える大切なセルフケアです。
最後に
長い間、
周りに気を遣ったり、
緊張したり、
「ちゃんとしなきゃ」と頑張ってきた身体は、
見えないところでたくさんのエネルギーを使っています。
ですから、
動けない時に、
さらに「頑張れ」と追い立てるのではなく、
「今まで、ずっと頑張ってきたんだね。」
と身体を見ることから始めてみませんか。
トラウマケアは、
心だけを変えることではありません。
身体にも少しずつ、
「もう、ずっと緊急事態でいなくてもいい。」
と伝えていくこと。
虹のひかりでは、そのプロセスを大切にしています。

