🌿安心を育てる小さなヒント③自責が強いあなたに

〜生きづらさを変える第一歩は、自分の"頭のセリフ"に気づくこと〜

こんにちは。
当セラピールームのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

「どうして私は、いつもこんなふうに考えてしまうんだろう。」

そんなふうに、自分を責めてしまうことはありませんか?

例えば、

子どもとの関係が少しギクシャクすると、

「私の育て方が悪かったのかな。」

友人や家族の機嫌が悪いと、

「何か私が悪いことをしたのかな。」

予定どおりに物事が進まないと、

「ちゃんとできない私はダメだ。」

そんな考えが自然と浮かんできてしまう方は少なくありません。

でも、その考えは本当に「事実」なのでしょうか。

それとも、これまでの経験から神経系が身につけてきた考え方のクセなのでしょうか。


神経系では何が起きているのでしょう?

私たちは何か出来事が起きると、

無意識のうちに

出来事 → 頭の中の言葉(解釈) → 感情 → 身体の反応

という流れが起きています。

例えば、

子どもが学校から帰ってきて、自分の部屋へ行き、なかなか出てこなかったとします。

すると頭の中で、

「明日、学校行きたくないって言ったらどうしよう」

「何か声かけた方がいいかなぁ…何とかしなきゃ。」

「このまま引きこもってしまったらどうしよう』

「もっと早くに何か気づけたのかも。私はダメな母親だ」

そんな言葉が浮かんできます。

すると、

不安になり、

胸が苦しくなり、

肩に力が入り、

すぐに子どもの様子を見に行きたくなる。

でも実際には、

子どもは少し疲れて休んでいただけだった…

そんなこともあります。

つまり、私たちは出来事そのものではなく、

頭の中で作られたストーリーに反応していることがあるのです。


セラピーではどのように関わるの?

当セラピールームでは、

最初から

「その考え方を変えましょう。」

とはお伝えしません。

まず大切にしているのは、

「今、頭の中でどんなセリフが流れているのだろう?」

と気づくことです。

例えば、

「私が悪い。」

「ちゃんとしなきゃ。」

「このままじゃ大変なことになる。」

そんな言葉が浮かんだ時、

すぐに正そうとするのではなく、

まずは、

「私は今、こんなふうに考えているんだな。」

と一歩離れて眺めてみます。

この力を、心理学ではメタ認知と呼びます。

自分の考えを否定するのではなく、

「考えを観察できる自分」を育てていくことです。

すると少しずつ、

「これは事実ではなく、不安が作ったストーリーかもしれない。」

と思える瞬間が増えていきます。

その小さな余裕が、

神経系の安心にもつながっていくのです。


🌿今日の安心を育てる小さなヒント

今日は一日、

「頭のセリフ」に気づいてみませんか?

例えば、

出来事を書いて、

その横に、

頭の中で最初に浮かんだ言葉

を書いてみます。

例えば、

出来事

子ども(友人)からLINEの返信が来ない。

頭のセリフ

「何かあったのかもしれない。」

「私が何か言ってしまったかな。」

「嫌われたのかもしれない。」

その考えが正しいかどうかを判断する必要はありません。

まずは、

「私はこう考えやすいんだ。」

と気づくだけで十分です。

気づけるようになると、

考えに振り回される時間が少しずつ短くなっていきます。


最後に

生きづらさを変えるためには、

考え方を無理に変えることよりも、

まずは、

「自分は今、どんな考え方をしているのだろう。」

と優しく気づけることが大切です。

その気づきが生まれると、

少しずつ心にも余裕が生まれ、

身体の緊張も和らいでいきます。

そして、

考え方・身体・行動が少しずつ変わり始めます。

当セラピールームでは、

認知(頭)・身体・心をつなぎながら、

安心を育てていくお手伝いをしています。

一人で頑張るのではなく、

安心できる場所で、一緒にその力を育てていきませんか。


🌿お知らせ

現在、当セラピールームでは、

『安心を育てる3か月プログラム ~身体から始める生きづらさとの新しい付き合い方~』

を開催しています。

このプログラムでは、

考え方を変えることを目的にするのではなく、

まずは自分の神経系や身体の反応を知り、

「頭のセリフ」に気づける力を育てながら、

安心を少しずつ積み重ねていきます。

詳しくはホームページをご覧ください。