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子育てで悩む親にこそ必要なのは、そのままで受け止めてもらえる安心安全な環境

おはようございます。

 

今日のテーマは、

【子育てで悩む親にこそ必要なのは、そのままで受け止めてもらえる安心安全な環境】

 

 

子育てをしているとどうしても逃れられないのが親としての責任。

・子どもがお友達に暴力をふるってしまった。

・子どもが誰かのものを壊してしまった。

・子どもが不登校になって、家に引きこもってしまった。

その全てにおいて、最終的に着地するのが親の躾や関わり方(甘過ぎる・厳しすぎるetc)。

 

 

確かに間違いではないでしょう。

親は子を持った以上、健全に育てる義務や責任を負うことが法律にも明記されています。

 

 

しかし、親だって人間です。

 

 

親自身も、迷ったり、困ったり、先の見通しが立たずに苦しくて仕方がない時ってありますよね。

むしろ、子どもよりも当たり前ですが長く生きてきた分、様々な角度からの視点であったり、

人間関係のしがらみから、悩みも複雑化しやすかったりします。

 

 

そのような時、親であるあなたはきっと《誰かに相談したい》と思うでしょう。

そして次に再び悩むのです。

 

 

・どこに行って誰に相談すればいいのか、何から話せばいいのか

・そこは親である自分にとって安全で安心できる場所なのか、ここで話しても大丈夫なのか…

 

といった感じではないでしょうか。

 

私は、虐待を受けた子ども達が親元から離れて暮らす児童養護施設で心理士をしています。

仕事は、虐待を受けた子どもへの心理ケアとその子ども達を生活の場で支える

生活指導員さんたちの職員相談です。

 

 

そこで日々感じている葛藤は、子育てに悩まれている親御さん達にも通じることなのです。

 

 

『うちは虐待なんてしていないから!!むしろ、逆。子どもの事を真剣に心配しているからこその悩みよ!』

と思われたとしたら、怒らないで最後まで是非読み進めて欲しいのです。

 

 

虐待の通報や疑いがあるとと子ども達は児童相談所によって保護され、児童養護施設等に入所となります。

(*簡略化して話していますので、実際の流れとは相違があります)

そこでの生活で第一優先事項として取り組まれるのが安心安全の確保です。

 

 

子ども自身が体だけでなく精神的にも

安全に安心して暮らせる環境作りが基盤となります。

 

 

一方で、加害をしてしまった親側はどうでしょう。

刑事罰で処罰されることはあっても、どうしたら同じ事を繰り返さずに家族再統合が出来るのか、

そこを一緒に振り返りサポートする体制は実際のところ整っていないのが現状です。

 

 

明らかにサポートが必要と思われる保護者側のサポートがとても手薄な状態にあるのです。

なぜかというと、児童相談所側から保護者にサポートプログラムを提案しても

親側が拒否的であったり、回避的であったりするということが言われています。

 

 

それは、保護者側がサポートをされて安心した経験に乏しいためです。

『また、非難されるのではないか。』『一方的に指導されるのではないか』

とネガティブなイメージしか持てないでいるのです。

 

 

確かに、どんな事情があれ、大人である親が子どもに加害をするということは許されることではありません。

(ここはハッキリ言わせていただきます。)ですから、子ども権利を守る側からすると、子どもに対する行為をなしにすることはできませんし、そこへの嫌悪感を感じることももちろんあって当然です。

 

 

しかし、保護者側も

 

 

・自分でもどうしていいのかわからない。

・誰に相談していいのかわからない

・そもそも何から話せばよいのかわからない

 

 

そして

 

 

・話すことで責められるのでないか

・自分を否定されるのではないか

 

 

と不安を抱えていることが多いのです。

 

 

ここまで来て、見えてきましたか?

 

 

子どもを大切に思うからこそ悩みを抱える保護者と

いろいろな事情があったにせよ加害をしてしまった保護者と

 

子どもに対して悩む気持ちやどこに相談していいのかわからない不安感は共通しているのです。

 

 

つまり、子どもの相談をする前段階の大人側の安心安全の確保が育まれていないことが多く、

そこへの準備がまずは必要ということなのです。

 

 

安心して心の内を話せる環境とは…

 

 

*○○ちゃんのお母さんお父さんのような『親として』の役割だけで見られない環境

*まずは、アドバイスよりもお母さん、お父さん自身の不安な気持ちをただただ受け止めてもらえる環境

 

これがとても大切です。

 

 

先ほど、児童養護施設の話に合ったように

心理的安全が子どもだけではなく、人間には必要なのです。

ここがない中で次のステップは難しいのです。

 

 

いかがですか?

子育てに対する具体的な対処法や改善案は時として

急を要して必要なこともあるでしょう。

 

 

しかし、その前に。そして、長い目でこの先を見通した時には、

親としてではなく、一人の人間としてのあなたが、

まずは《受容され安心安全を得る》・《安心安全を取り戻す》

経験をすることが大切です。

 

 

 

ここが得られた先には、

今までとは違う子どもに対する視野が広がっていることでしょう。

 

 

 

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投稿日:2023年8月7日

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