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不登校児の2学期への準備

こころとからだを繋ぐセラピールーム
【虹のひかり】セラピストの浅見です。

 

 

八月もお盆を過ぎたころから
子どもも大人も2学期の学校準備が頭をよぎる頃
なのではないでしょうか?

 

【不登校】と言っても一人一人子どもによって
行けない・行かない理由が違います。

 

ですから、セラピーを受け持つ児童以外の
方に『これだ!』というアドバイスは
正直できません。

 

 

しかし、一つだけ。

 

 

どの段階の不登校の子どもにも
共通してこの時期に準備できることがあります。

 

 

それは、

 

子どもではなくご家庭のこころの準備です。

 

 

【夏休み】という誰もが学校に行かない
免罪符を手にした7月下旬。

 

 

親であるあなたのこころはどのような状態でしたか?

 

 

【登校しない】という子どもの状態は同じでも

 

・ほかの子も夏休みに入るわけだし、
一先ず保留にしよう
・夏休みは学校も休みなわけだし、ホッ😮‍💨

 

といったように、

 

 

何となくこころが少しだけ軽くなっていた
のではないでしょうか?

 

それは、至極、当然のことと私は思います。

 

 

あなたも学校がある日は毎日毎日。

 

 

・登校を促した方がいいのかな。/ やめた方がいいかな。
・今日は朝起きてくるのかな。/ 声かけた方がいいのかな。
・学校に連絡入れなくちゃな。/ あぁ、なんて言おう

 

 

と朝起きた瞬間から葛藤と選択が否応なしに頭をよぎるのですから。

それは沢山のエネルギーを使い果たしますよね。

 

では、

 

夏休みの間のご自身の心の状態はいかがでしたか?

 

 

もちろん、全ての不安や心配から解放されることは
ないでしょう。しかし、少し肩の力が抜けて呼吸が
出来ているような感覚はありませんでしたか?

 

そして、

 

お子さんの状態はいかがだったでしょうか?

 

・夏休みに入ってから、少し部屋から出てくる時間が長くなった
・食事をとれるようになった
・学校というキーワードを含まない会話が
自然にできていたとか…
(このキーワードは親としては言葉にだしている
つもりはなくても、会話の中に無意識に含まれていることがあったりします)

 

 

もし、ご自身の状態・お子さんの状態で

当てはまることがあったとしたら、

 

お母さん・お父さんのこころの状態がお子さんに
反映されているということです。

 

 

そして、何より

 

お母さん・お父さんのこころの状態に影響を
与えているのが、

 

実は、目の前のお子さんの状態ではなく、

 

いつの間にか休んだ時の学校への対応であったり、
学校へ行くという世の中常識に当てはまらない
子どもへの理解できない葛藤からくる

 

こころの余裕のなさだったりします。

 

子どもは、少なからず
学校に行けない・行かない自分に
罪悪感を感じていたり自信を失っていたりします。

 

 

そんな時は親の反応を良く感じとっているのです。
あなたの肩に力が入ったままであれば、

 

子どもはそこに安全を感じるよりも
安全の確保をしなくてはいけなくなるのです。

 

 

子どもが一歩を踏み出す土台となるのは

相手の顔色を伺う能力ではなく、安心できる環境です。

 

 

もしかしたら、

 

それは子どもの前に大人のあなたに必要な事なのかも知れません。

 

 

夏休み後に向けて不安に駆られて心に余裕が
なくなりそうになったら、

 

 

まずは、自分がどんな事に不安を感じたり
しているのかを書き出してみましょう。

 

 

言葉にして見てみると

・誰の課題なのか
・どこの課題なのか

漠然とした大きな不安が取り扱える形に変わっていくのがわかりますよ☺️✨

 

 

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投稿日:2023年8月14日

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